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636話

二つの魅惑的な雪のように白く柔らかな丸みがすぐに露わになった。

先ほど宋陽は汪校長の前ではこの柔らかさを嫌うようなことを言ったが、実際には彼はこの柔らかさがかなり好きだった。

やや小ぶりではあるが、見た目は極めて美しい!

何より、この感触も一級品で、片手で掴み、思うがままに揉みしだくことができる。

桜色に染まったそれは誘惑そのもので、宋陽は思わず口に含みたくなった。

「やめて!何するの?」

趙芝依は嫌悪感を示しながら宋陽を押しのけ、急いでキャミソールを引き上げ、胸を守るように緊張した息遣いで言った。

「宋さん、自重してください!私は汪さんの妻です!」

この言葉に、宋陽はしばし呆然とした。

汪校...