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531話

「なんて…なんて本当に人生の絶頂まで導かれてしまうなんて!」

宋軍は恐怖に目を見開き、弟の宋陽に抱えられて強制的に両足を広げられている妻を見つめた。

羨望と同時に、深い劣等感が彼を襲った。

「まだ見足りないのかい?親愛なる兄さん!それなら存分にもう一度鑑賞してくれたまえ」

宋陽は邪悪に舌なめずりをして、その滑らかな舌で義姉の艶めかしい耳たぶをなぞり、恥ずかしさにもじもじする義姉の艶やかな身体を軽く持ち上げた。

軽く一舐めするだけで、言葉では表せないほどの心地よさが広がる。

宋軍のこの角度からは、弟の激しい動きと、妻の紅潮した姿がはっきりと見えた。

「やめて!恥ずかしい!小陽!こんな姿勢!恥ずか...