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525話

「宋陽が最も信じられなかったのは、兄の宋軍が激怒するどころか、追い詰められた獣のように暴れることもなく、むしろ興奮した表情で嫂が自分に奉仕する様子を見ていたことだった。さらに驚いたことに、宋軍は傍らで声援を送り、弟に早く嫂を抱くよう煽っていたのだ。

あまりにも突然の展開に、宋陽は戸惑いを隠せなかった。

「宋軍!見てる?私があなたの弟に奉仕してるところよ!あなたは私のサービス受けたことないでしょ?いつもあなたが口でして欲しいって言うたび、汚いって断ってたわ。あなたがサービス好きなの知ってるけど、私はあなたのあの役立たずを嫌ってたのよ!今じゃ毎日小陽にサービスしたいって思ってる」

郭書瑤は艶や...