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511話

郭書瑤が不思議に思っていた矢先、彼女は突然、太ももに何かが滑るような感覚を覚えた。

ゾクゾクとした心地よい刺激に、郭書瑤は思わず体を震わせた。慌てて顔を上げ、向かいに座っている義弟の宋陽を見ると、彼は微笑みを浮かべながら彼女を見つめ、その眼差しには邪悪な挑発の色が宿っていた。

郭書瑤の胸がドキリと締め付けられ、雪のように白い頬には、たちまち朱色の潮が差した。

その優しい愛撫は、郭書瑤の滑らかで繊細な太ももを伝い、次第に彼女の奥深くへと移っていった。

ゾクゾクと痒いような快感がどんどん強まり、郭書瑤の呼吸もますます荒くなっていく。

宋陽の足の指はすでに滑らかな太ももを伝い、郭書瑤の露わ...