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469話

「くそっ、せっかくあの淫売女に仕事を頼んだってのに、いい加減な対応か?」

宋陽は荒い息を吐きながら怒りに震えていた。今すぐにでも南方へ戻って秦文曼というあの淫売女を探し出し、ベッドの上でたっぷりと懲らしめてやりたい気分だった。

だがちょうどその時、さっきまでずっと繋がらなかった番号から、向こうから折り返しの電話がかかってきた。

宋陽は急いで電話に出た。「もしもし」

「宋兄貴ですよね?俺、小武です。さっきはあなただと知らなくて電話を切ってしまって、本当に申し訳ありませんでした!飛兄貴がさっき電話で話してくれたんです。これからは兄貴のことは俺のことだと思って、何かあればどうぞ遠慮なく仰ってください...