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421話

しばらくすると、赤ちゃんは母乳を十分吸ったようで、「げっぷ」と一つ嗝をし、ぽっちゃりした小さな口を開けて、柔らかな乳首を吐き出した。

今の距離から、宋陽は義姉の郭書瑶の豊満な胸をはっきりと見ることができた。

雪のように白い胸は細やかで滑らかで、ふっくらと膨らんでいるのに、とても柔らかそうだった。その真っ白な肌を見ていると、思わず口づけたくなるような衝動に駆られた。

「あっ!」

宋軍に靴を履かせていた郭書瑶は、この時になってやっと自己の母乳が赤ちゃんの顔にまだ滴り続けていることに気づいた。

この機会に乗じて、宋陽はすぐさまテーブルの上からナプキンを数枚取り、気遣うように義姉の前に差し出...