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357話

「宋阳!もっと…欲しいの!」秦文曼は蜜のような吐息を漏らし、甘い息遣いはますます荒くなっていた。

宋阳はこのような挑発に耐えられるはずもない。元々、宋阳は途中で止めていたのだ。秦文曼が絶頂に達したのを見て、何とか欲望を抑えて一旦中断していたのだった。

秦文曼にこうして誘われては、宋阳はもう我慢できなかった。秦文曼の艶やかな唇が宋阳の唇の端をそっと撫でた瞬間、宋阳は猛然と彼女の蜜のような唇を奪い、まるで野獣のように荒々しく秦文曼をベッドに押し倒した。

「あっ!」

秦文曼は興奮して悲鳴を上げ、荒い息を吐きながら丸みを帯びた長い脚を開き、宋阳の腰に絡めた。繊細な指で宋阳の首筋をしっかりと抱き...