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326話

馮媛は自分の敏感な胸に宋陽の熱い手が揉みしだいているのを感じ、思わず緊張した様子で母親の方を見つめた。

陳麗珍は笑みを浮かべながら馮媛の背中を優しく叩き、柔らかな声で言った。「媛媛、ママは恥ずかしがってないのに、あなたが恥ずかしがることないでしょう?私も小陽も、あなたの胸なんて見たことあるじゃない。今妊娠してるんだから、小陽にもっと吸わせた方がいいのよ。そうすれば後で乳腺が詰まることもないし、赤ちゃんが生まれたら母乳もたくさん出て、赤ちゃんがお乳を飲めるようになるわ」

「えっ?でも...でも...こんなの...恥ずかしすぎます」馮媛は恥ずかしさに唇を噛み、頬は水滴が落ちそうなほど真っ赤に染...