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292話

宋陽は李若藍を誘導しながら言った。

「うん…そうね…周浩が私と結婚したのは…きっと彼の両親に対応するためだったのね…でも…彼が男性を好きだと思うと、すごく気持ち悪いわ」

李若藍は少し嫌悪感を示しながら手を振り、晴れやかな表情で笑った。

李若藍の家を出た宋陽は、心が晴れ渡るような興奮を感じていた。

妻の従弟の美しくて柔らかい体の彼女と関係を持っただけでなく、あの忌々しい周浩を性的不能にし、今後は彼に自分の尻拭いをさせることができる。

もし今後、李若藍が自分の子を身籠って出産したら、馮媛の叔父と叔母が、自分と彼らの息子の嫁との間に生まれた子供を連れて馮媛の家に遊びに来る。

あの夫婦の性格なら、き...