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267話

「李若蓝はそんな宋阳の挑発に耐えられるはずもなく、宋阳の熱を帯びた動きに、彼女は危うく本当に達してしまいそうになった。

宋阳の力加減は絶妙で、一回一回が李若蓝に心地よいしびれと痒さをもたらしながらも、初めての痛みはなかった。

宋阳の動きに合わせ、李若蓝は快感と物足りなさを同時に感じていた。まるで隔靴掻痒のように、内側が痒く疼き、空虚で満たされたいのに、得られない。

それが李若蓝の体内の熱い欲望をさらに掻き立てた。

男を知らぬ少女は、もはや体の本能的な欲望の誘惑に抗えず、自ら腰を動かし始めた。

「お兄さん…私、欲しい…出さないで!お願い!恥ずかしい!」

宋阳の度重なる挑発に、李若蓝はますます渇望...