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264話

今度の宋陽の平手打ちは、かなり力強かった!

柔らかい肌に手のひらが打ち付けられる音は、驚くほど鮮明に響き渡った。

雪のように白い肌の上に、宋陽の薄紅色の手形がくっきりと残った!

「んっ~」

強い一撃に、李若藍は痛みと同時に快感を感じ、電流のような刺激が全身を震わせた。

「もっと強く!陽お兄ちゃん!もっと欲しい!もっと!」

艶めかしく悶える李若藍の色っぽい懇願に、宋陽は興奮で全身が震え、雪のように白い二つの柔らかさを掴む両手も思わず震えていた。

宋陽はまさか、清楚で可愛らしい李若藍の外見の下に、こんなにも妖艶な一面が隠されているとは思いもしなかった。

自分の強い平手打ちが、李若藍を嫌がらせるどこ...