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215話

ズボンが落ちるとともに、宋陽は立ち上がり下着も一緒に脱ぎ捨て、上着も急いで脱いでそばに投げ出した。

「ケーキは食べ終わった。今度は僕が君に食べさせてあげる番だ」宋陽は興奮して唾を一口飲み込みながら、頬を赤らめて水滴が零れ落ちそうな鐘麗雅の色めき立った妖艶な姿を見つめ、逞しい体を誇示するように悪戯な笑みを浮かべて言った。

「あなた、どうやって食べさせてくれるの?」

鐘麗雅もどうやら妖艶な考えが浮かんだようで、宋陽の体を見ながら舌なめずりし、色っぽく唇を噛みながら艶めかしく微笑んだ。

宋陽は椅子に座り直した妖艶で色気漂う鐘麗雅を見下ろし、口元にゆっくりと邪悪な笑みを浮かべると、ケーキを切るプラスチ...