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172話

「うーん！ふんふん！このバカ息子！お母さんが欲しいと思ったら駄目なの？本当に悪い子ね！媛媛に見つかったらどうするつもり？さっきは本当に死ぬかと思ったわ！」陳麗珍は荒い息を吐きながら、額の冷や汗を拭い、胸を押さえながら緊張した様子で辺りを見回し、宋陽に小声で言った。

「じゃあ、あとでチャンスを見つけて、ちゃんと…」

宋陽は興奮して息を荒げながら、不敵な笑みを浮かべて囁いた。

「小陽…あなた！やめなさい！お母さん怖いわ！媛媛や妍妍に見られたらどうするの！私！私、これからどうやって人と顔を合わせればいいの？」

陳麗珍の目には欲望の高ぶりが見えたものの、心の中では娘に不貞を目撃されることを恐れ、依然と...