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153話

宋阳は背筋を伸ばしたまま、上半身を裸にして雪のように白く丸みを帯びた胸を揺らしながら、恥ずかしそうに目を手で覆い、自分の体を動かしてくれる冯研研を見つめていた。興奮で心臓の鼓動が早まり、息遣いは牛のように荒くなっていた。

柔らかな玉のような手が軽く撫でると、宋阳は体に軽い涼しさとしびれるような感覚が走るのを感じた。

先ほどまでの耐えられないほどの熱さ、爆発しそうな焦燥感は和らいだものの、冯研研のこのような優しい動きでは、宋阳の渇きを満たすには足りなかった。

冯研研が優しく撫でれば撫でるほど、逆に宋阳の欲望の炎は燃え上がった。

冯研研は恥ずかしさに顔を横に向け、桜色の頬の紅潮が全身へと広がっ...