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105話

二人は互いの手のひらを通して、相手と思う存分に結ばれる光景を想像していた。

ピンと張ったストッキングとショーツ越しに、宋陽は撫でるのに苦労していた。

この感覚は、まるで隔靴掻痒のようで、宋陽をひどく苦しめていた。

一方の陳麗珍は、ショーツとストッキングという障壁があるため、本当に度を越したことが起こるとは思わず、少し倫理を踏み越えるような心地よさを思う存分楽しんでいた。

これだけでも、陳麗珍は非常に幸せで、とても心地よく感じていた。

長い間潤いを失っていたその場所は、ほんの少し潤されただけで、乾いた大地が一陣の喜びを感じるほどだった。

「小陽!もっと強く!もっと深く!ママ気持ちいい!」

陳麗珍...