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390話

「弟、あまり雄峰を責めるのはよしなさい。彼も家族のためを思っての行動だし、今回は確かにお前の子供たちの問題なんだ。雄峰は家長として、えこひいきするわけにもいかないだろう」

夏雄峰の言葉が終わるか終わらないかのうちに、左側の上座に座っていた李雪蓮が口を開いた。まるでこの件が非常に難しい問題であるかのような態度で、夏幼南兄妹を見ながら話す様子に、二人は歯がゆさを感じていた。

「では、義姉さんのご意見は？」夏天封夫妻は視線を李雪蓮に向けた。

「こうしてはどうかしら。三弟の二人の子供たちが今回起こした騒動はあまりにも大きすぎる。何らかの処分は避けられないし、厳しく罰するべきよ。族規に従って処分す...