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388話

確かに、夏龍が先ほど言ったことは道徳的に認められず、一族の者の心を冷やすものだが、それもまた暗黙の事実だ。家族は一人のために別の恐ろしい存在を敵に回すことはない。結局のところ、一族にとっては利益が最優先であり、一人のために一族全体を葬り去るようなことはしないのだ。

本来ならこのような考えを直接表現するべきではない。弟子たちの心が冷えてしまうからだ。しかし夏龍はまったく気にしていなかった。彼にとって、夏紫馨たちはいずれ死人になるのだから、気を遣う必要などないのだ。

「私が不相応なのか、それとも私があなたたちの本心を言い当てたのか」夏幼南はそれを聞いて、冷笑した。この一族の者たちがどんな性根を...