学校一の美少女の青春の迷い

9話

私は王佳琦のことをよく理解できない。女としてなぜあんなに淫らになる必要があるのか？しかも彼女はまだ高校生なのに。

だが、王佳琦の答えには返す言葉もなかった。

「気持ちいいからよ！あなただって女とベッドで一晩中楽しみたいでしょ？同じ原理よ」

どうやら王佳琦は麦子を振り切る決意を固めたようだし、私を巻き込む気満々だ。

「王明はお前の実の兄貴か？」

「いとこの兄よ」

そうだよな、実の兄なわけないだろう。実の兄なら王佳琦がこんなに奔放に振る舞うはずがない、とっくに誰かが止めているはずだ。

食事の後、王佳琦が片付け始めると、私はおとなしくソファに座り、何か起こることを期待していた。

おそ...