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79話

「韓瑩、あなた私がバカだと思ってるの?どんなに頭が良くても、そんな詳しく知るわけないでしょ!!」

韓瑩は私の質問にもごもごと言葉を濁した。この様子は明らかに怪しい。

その時私は考えた。もしかして韓瑩はこの件に何か関わっているんじゃないか?大宇を手伝ったのか?

いや、そんなはずない。もしそうなら、なぜ私に全て話したんだ?それじゃ大宇に会いに行くのを待ってるようなものだ。

考えてもわからないから、もう考えるのをやめた。彼女がどうであれ、とにかく真相は分かったんだ!今度はやってくれるぞ!

大宇のやったことの目的は、私たちに自然に降参させて、この機会に自分の武勇伝を大々的に広めることだ。

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