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57話

「王明の提案はなかなか良いけど、あの高三の大周がその気になるかどうかだな。

もし相手にしてくれなかったら、ビンタ一発くらわされたらどうする?そしたら俺の面子丸つぶれじゃないか?

でもこのままじゃ、絶対に良い結果にならないのは確かだ!

今まで混んだことないけど、王明の意見に従って試してみるしかないか。大周が手を出してきたら、やり返してやる!どうせ学校内だし、主任の助けもある。怖くねぇよ!

そうだ!学校には主任がいる!大周が先に手を出せば、責任は全部あいつのものだ!

何も恐れることはない!大周と話し合いに行こう!もし話がつけば、それこそ俺にとって良いことじゃないか!」

「明哥、じゃあ俺先に行くわ...