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884話

「もう遅いわ、帰りましょう」

義理の妹の言葉に恥ずかしさを覚え、私は彼女の目を見ることができなかった。まるで私の心の奥まで見透かすような眼差しだった。

義妹は私が恥ずかしさのあまり身を翻して歩き出すのを見て、すぐに追いかけて来て私の手を掴んだ。

「義兄さん、そういう変態的な考えがあってもマジでやらないでよ。姉と作った幸せな家庭が壊れるなんて見たくないわ、いい?」

実は私の中では、この禁断の遊びには多くの利点があると思っていた。夫婦関係が円満になり、一緒に楽しめる。家庭が崩壊するとは思えなかった。

これからの交換についての計画はすでに具体的に立てていた。あとは実行するだけだ。

しかし、そんな考...