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846話

妻の胸元はもともと豊かで、ピッタリとしたオフィス服を着ていた。さらに彼女は谷間を強調するタイプのブラジャーを好んで着用していたため、その谷間は深く魅惑的だった。妻曰く、そのようなブラジャーは胸の形を美しく保つのだという。

妻が不審な男とすれ違った時、その男は鼻をひくつかせ、妻から漂う香りを陶酔するように嗅いでいた。

妻は足を止めることなく階段を上がり始めたが、不審な男は振り返って高いところにいる妻を見つめた。タイトスカートは短く、妻は後ろを手で隠しながら歩いていた。そうしなければ、不審な男に太ももの付け根や下着が見えてしまうところだった。

幸いスカートの裾にはギャザーがあり隙間はそれほど...