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706話

私はソン・ファンユーをベッドに抱き寄せた。彼女はまだ息を切らして力なく横たわっていた。

「あなた、本当にすごいわ。隣の男の人より一万倍も凄いわよ」心からの褒め言葉を口にしたソン・ファンユーは続けた。「あなたと一緒にいると本当に幸せ。隣のリー・ナは可哀想ね。彼女の様子を見てると、長い間満足できてないみたい。しかも彼女は今三十代で、ちょうど欲求が強くなる時期なのよ」

「どの家庭にも悩みはあるさ。リー・ナが満足できないのも仕方ないことだよ。考えてみたんだが、機会があったらリー・ナと内緒の話をしてみないか?彼女の旦那さんに薬を試してみるよう勧めるとか。あるいは外用の塗り薬で感度を下げるとか。そうす...