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648話

私の混乱した呆然とした心の中で、突然、耳にくすぐったさを感じた。義理の妹が私の耳に唇をぴったりと押し付け、熱い吐息が私の耳と首筋に鳥肌を立たせる。

「お義兄さん、私はもうあなたの目の上のたんこぶになっちゃったの？私を追い出そうとする目的はシンプル、私があなたの邪魔をするのが怖いだけでしょ。

あの電話は、姉の知らないところであなたが浮気している女からのものなのか、それとも姉を夫婦交換に誘おうとしている相手なのか。

どっちも少しずつあるんじゃないかな？正義の化身として、変態な義兄さんの邪悪な計画を成功させるわけにはいかないでしょ？

あなたがあの女と浮気して不倫していることは事実だから、私の口を封...