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1700話

「私はグラスを持ち上げた。

秦おじいさんは哈哈と笑い、同じくグラスを持ち上げた。

思いがけないことに、普段は白酒を飲まない楚薇と周婷までもが、それぞれ一杯注いでいた。

「私たちも敬意を表します。あなたは名実ともに抗日戦争の英雄です!」と楚薇が言った。

秦おじいさんは嬉しそうに笑いながら、私たちと一緒に乾杯し、グラスの酒を一気に飲み干した。

飲み終わると、義姉の顔色が変わった。

楚薇はまだ良かった。客の接待で少し飲むこともあるが、義姉はせいぜいビールを飲む程度で、白酒は一度も口にしたことがなかった。

私は笑いながら二人の女性に料理をたくさん食べるよう勧めた。

「この素晴らしい武術はどこで学ばれた...