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1612話

「大丈夫よ。今日あなたが駆けつけて問い詰めなかったら、私が小辰の心の中でこんなに重要な存在だなんて気づかなかったわ」義姉は私を一瞥し、甘く微笑んだ。

私は肖春莹のために茶碗によそった。

三人で食卓に着くと、先ほどのことがあって私と義姉はまだ少し気まずさを感じていたが、肖春莹はさっき何があったかなど忘れたかのように、私たちと楽しく会話を交わしていた。特に義姉に対する印象は大きく改善されたようだった。

食事が終わる頃には、二人は食事前のライバルから何でも話せる親友へと変わっていた。

実際、私は肖春莹を尊敬している。彼女は率直で活発で大らかな性格だけでなく、全体的に魅力と人を惹きつける力を持...