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1290話

今では楚薇は会社の副社長となり、オフィスも企画部から副社長室へと移動していた。そのため、陸社長が楚薇に尋ねる時も非常に丁寧で謙虚な態度で、「楚社長」と一言一言呼んでいた。

楚薇は淡々と微笑み、すぐに視線を私に向けると、会社の全幹部の前で展示会イベントの責任者を私に任せると宣言した。

この言葉を聞いて、全員が極めて驚いた表情を見せ、さらに二つの部署の責任者からは疑いと不信感が漂ってきて、私の心は少し不快になった。

陸社長は眉をひそめて言った。「楚社長、言いにくいことですが気を悪くしないでください。あなたの判断には少し考慮不足があると思います。確かに梁辰は優秀ですが、彼は今まで現場でのイベン...