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1007話

今、義理の妹は一人で部屋にいて退屈していたところだった。宋芳玉が戻ってきたのも一人でいたくないからだと知ると、すぐに宋芳玉に会いに来るように言った。

電話を切った後、宋芳玉は苦笑いした。

電話の内容は私も聞こえていた。宋芳玉に義理の妹が付き添っていれば安心だ。私の心は寂しいが、これが一番安心できる方法だった。今夜の宋芳玉の様子があまりにも心配だったから。

宋芳玉はタクシーで義理の妹に会いに行き、私も家に戻って何事もなかったかのように振る舞った。

一方、宋芳玉は二十分ほどで義理の妹の部屋の前に立ち、ドアをノックした。

宋芳玉の声を聞くと、義理の妹はドアを開け、彼女に大きな抱擁を与えた。...