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1003話

張暁磊は返事をすると、警察に二言三言謝罪してから挨拶を交わして見送り、二人の警官が階段を降りていくのを見届けた。

寝室にいる宋芳玉は絶望の中にかすかな希望を見出し、外の会話を聞きながら激しく身をよじって叫び声を上げようとしていた。しかし警察だと聞いたチンピラは更に恐れて宋芳玉をしっかり押さえつけ、彼女の口を塞いだ。うっかり失敗して刑務所行きになるのが怖かったのだ。

張暁磊はすぐに寝室に戻ってきた。二人のチンピラが宋芳玉を押さえつけるだけで手を出していないのを見て、思わず腹を立てて言った。「なんだよ、まだ始めてないのか。この女は淫らでセクシーで、顔も綺麗でスタイルもいいだろ。ヤりたくないのか...