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8話

その物はどんどん大きくなり、存在感を増していった。

許晴はもう子供ではない、それが何かをはっきりと理解していた。

しかも今日彼女が着ているのは薄手の服で、パンティの後ろ部分は通気性のよい薄いメッシュ生地。今、ほとんど距離ゼロで義兄の足に触れている状態だった。

許晴の顔は、一瞬にして赤く染まった。

どうすればいいのか、彼女には分からなかった。

動くことも怖いし、かといってこのままでいることもできない。

下からの感触が明確に伝えてくる——義兄が今どんな気持ちでいるのかを。その期待に満ちた様子に、彼女は興奮と恥ずかしさを同時に感じていた。

許晴は恥ずかしさのあまり小さく嘆息した。長い間禁欲状態だった...