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648話

「大家さんですか、何かご用でしょうか?」

李勝はドアを開け、馬小蓮を部屋に招き入れた。彼女の訪問に驚きを隠せない様子だった。

「別に何も。帰ってきたみたいだから、ちょっと様子を見に来ただけよ」

馬小蓮は部屋に入ると、それなりに片付いている様子に満足げに頷いた。

最初のころ、馬小蓮は李勝に良い印象を持っていなかった。四十路を過ぎた中年男など、若くてイケメンの男たちに比べれば見向きもしなかったのだ。

しかし、その考えは馬小蓮が偶然李勝の下半身の逸物を目にしたことで一変した。

あれほど立派な男性器を持つ男を見たことがなかった。これまで馬小蓮は数多くの男性と関係を持ってきたが、李勝と比べれば、まさ...