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640話

「詩詩」

李勝は柔らかな玉のような彼女を腕に抱き、胸が高鳴った。

劉詩詩と劉阿嬌は全く違う。この期間の付き合いで、李勝は本当に劉詩詩に恋をしてしまった。一方、劉阿嬌は彼の心の中ではただの関係を持つだけの相手に過ぎなかった。

「李おじさん、私を…」

劉詩詩は潤んだ瞳で見つめ、両脚が思わず擦れ合い、秘所はすでに濡れそぼっていた。まだ本当の関係を経験していなくても、この数日間の見聞きで、彼女はもはやあの純粋で恥ずかしがり屋の少女ではなくなっていた。

今この瞬間、彼女はただ李おじさんの逞しさに導かれ、真の女性になりたいと願うばかりだった。

李勝は愛おしそうに劉詩詩の体に軽いキスを落とした。彼の下...