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639話

「外には劉宇寧の霊堂があるというのに、今この瞬間、劉阿嬌を腕に抱き、その甘い吐息が李勝の胸の内に興奮を掻き立て、下半身は彼女に向かって敬礼の態勢を取っていた。

劉阿嬌はその熱いものを感じ、心が揺らぎ、艶めかしい声を漏らした。その媚びた瞳からは今にも蜜が滴り落ちそうだった。

彼女は一気にその熱いものを掴むと、つま先立ちになって、既に濡れそぼっている自分の秘所へと導こうとした。

李勝は我慢の限界だった。礼儀も道徳も彼の頭からはすっかり消え去り、低く唸ると、劉阿嬌の豊満な尻を掴んで腰の位置まで持ち上げ、今にも突き入れようとした。

「お母さん」

その時、戸外から聞こえた劉詩詩の声は、まるで頭...