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635話

「李おじさん、私っ!恥ずかしいけど、決して嫌がってるわけじゃないのっ!」

突然、劉詩詩がそんな言葉を口にして、李勝は本当に居心地の悪い思いをした。

もちろん、彼女が部外者がいるせいで素直になれないのだと理解していた。

「大丈夫だよ、詩詩。横になって。李おじさんがしてあげるから…いいかな?」

彼女をリラックスさせようと、李勝はテーブルの隅に置かれていた様々な種類のコンドームに目をやった。イチゴ味、バナナ味、突起付き、螺旋型など色々あったが、何より重要なのは李勝が一番好きな松の香りのマッサージオイルがあることだった。

「こ、これって大丈夫なの?」

劉詩詩はまだ少し気まずそうだった。

でも考えてみれ...