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634話

「李お兄さん、すごいわ!詩詩、あなたも李お兄さんとしたことある?最高よ!」唐麗麗の顔に色気が漂い、まるで劉詩詩も誘い込もうとしているかのよう。彼女にもあの満ち足りた快感を味わわせたいという思惑が見え隠れする。

劉詩詩は心に冷たいものを感じ、困惑した様子で言った。「わ、私はまだよ!処女だし、考え中なの!」

この瞬間、彼女の心は揺らいでいた。あの日は李勝と二人きりだったから開放的になれたけど、今日は唐麗麗という他人がいて、恥ずかしさが先に立っていた。

「考えることなんてないじゃない。詩詩、私たち仲直りして、一緒に李お兄さんに尽くしましょうよ。絶対気持ちいいわよ!」唐麗麗はそんな考えを持ち出した...