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58話

彼が部屋に足を踏み入れた瞬間、生涯忘れられない美しい光景が目に飛び込んできた。

許晴は斜めに寝台に寄りかかっていた。

彼女の長く伸びた雪のような白い太ももは、そこに置かれ、美しい曲線を描いていた。

はにかみからか、彼女は薄手の羽織を身にまとっていたが、その下からほのかに覗く彼女の艶やかな腕や、かすかに見え隠れする太ももの付け根。

半ば隠すように纏った薄い透ける衣を通して。

李勝が心を込めて選んだ下着が許晴の誇らしい豊満さを包み、そこにそびえ立っていた。

まるで人の魂さえも吸い込んでしまいそうな佇まい。

腰のラインを下に辿れば、薄い薄絹の向こうに、李俊はレースで縁取られた美しい景色...