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549話

女の指が中で数回かき混ぜた後、思わず小さな吐息が漏れた。「んっ…」

それが刺激的だったのか、彼女は指をもう少し上へと移動させ、柔らかな部分を直接刺激した。全身が一瞬震え、しなやかな体が思わず艶めかしく揺れ動いた。まさに妖艶そのものだった。

着替えて風呂に入るだけでこんな淫らな行為をする女を見て、アサンは血が沸き立ち、自らの動きをさらに速めた。思わず漏れる吐息も、幸い小さな音だったし、中の水音にかき消されていた。

女の体の欲望は収まらず、両脚は無意識にさらに開かれ、指を柔らかな部分へと差し込んで動かし始めた。思わず目がうっとりとし、息遣いは荒く、美しい顔さえも朱に染まっていく。まるで艶やか...