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52話

「花径の中に、なんとピンク色の小さな円形のものが隠されていて、それが絶え間なく震えていた。

劉朵はまさにその刺激によってこんなにも苦しんでいたのだ。

許晴は慎重に花径を開き、その物を取り出した。

彼女の動作に合わせ、劉朵の腰が絶えず揺れ動き、そのピンク色の小さな球と共に、どろりとした白い液体が溢れ出てきた。

許晴は驚いた。劉朵の夫は不在のはずではなかったか?これは一体どういうことなのだろう?

「許晴、私どうすればいいの?どうすればいいの?」劉朵は涙にくれていた。許晴はそこで初めて気づいた。彼女の服装は乱れ、まるで昨日と同じ服のように見える。まさか、彼女はここで一晩中帰宅していなかったのだろう...