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515話

「こんなに情趣に溢れた女性なら、男をつなぎとめるのも上手いはずだろうに、それなのにこんなに渇いているなんて」李勝はさりげなく尋ねた。「一体どれだけ男を知らずにいたんだ?」

女は柔らかな指先で男の小さな隆起を挑発しながら、色っぽく囁いた。「男に不自由したことなんてないわ。ただ、あなたみたいに魅力的で逞しい人はいなかっただけ」

知り合ってわずか二日ほどなのに、甘い言葉を交わすのにも顔を赤らめることなく息も乱れない。李勝は意地悪く笑みを浮かべた。「へぇ?つまり、俺のことをもう手中に収めたつもりか?」

「ええ、それにあなたを永遠に私の側に縛り付けておきたいの」

言葉と同時に、女は腰を落とし、男...