美味しい人妻

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457話

彼女は携帯を手に取るとそのまま外へ歩き出し、ドアを閉める前に冷ややかに鼻を鳴らした。このような白々しい女は少し厄介だが、恐れてはいなかった。

宋梅が戻ってきたとき、小西はすでに帰っていて、彼女は朝食を二人分持ってきていた。彼女は口元に狡猾な笑みを浮かべながら、そのうちの一つを李康に差し出した。「早く食べて、お腹空いたでしょう」

李康は開けるなり中身も確認せずに口に運んだが、一口かじるとあまりの辛さに涙が溢れ出た。「小梅、これ何買ってきたんだ?辛すぎる」

宋梅は内心くすくす笑いながらも、驚いたふりをして言った。「あら、間違えちゃった。小西がまだここにいると思って、わざわざ二つ買ってきたのよ...