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45話

通り道には、混ざり合った蜜が水溜りとなって残されていた。

李勝は太ももを一拭きすると、彼女の体を押さえつけ、テーブルに伏せさせ、大きな手で彼女の後ろの門を攻め始めた。

「あっ!」

指が入ろうとした瞬間、許晴の条件反射的な抵抗に遭った。

「あぁ!痛い」許晴は小さな声で抗議したが、その艶めかしい声は逆に李勝の欲望を掻き立てた。

「いいこだ、ゆっくりな。指を入れさせてくれないか?」彼は許晴をなだめた。前の穴に入れなければ、後ろを開拓する試みもできるではないか。

「だめ、やめて!痛いわ!」許晴はもがきながら、兄の支配から逃れようとした。異物が中にある感覚に、彼女は崩れそうになった。

李勝は入口の周りを...