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441話

「もういいから、俺と一緒に上がろう。小梅みたいに、お前も俺に惚れ込むかもしれないぞ」

彼の言葉に宋潔は吐き気を催すほど嫌悪感を覚え、思わず「ぺっ」と唾を吐いた。「小梅はただの目が見えてないだけよ。あんたみたいな人間のクズを好きになるなんて」

李康は車のドアに寄りかかり、腕を胸の前で組んで、不真面目な態度で言った。「そう決めつけるなよ。俺はちょっと浮気性なだけで、他はすべて長所だぜ。それに、お前が俺についてくるなら、一途に尽くすって約束するよ」

宋潔は笑い話でも見るかのように彼を見つめた。「売女が自分は清らかだと言ったら、あなたは信じる?」

李康は一瞬ぽかんとした後、吹き出した。「早く降りろよ。...