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377話

李勝がお茶楼に到着した時、張さんはすでに座って熱心に店内を忙しく動き回る女性スタッフたちを眺めていた。彼女たちは統一された制服のワンピースを着て、歩く度に見える長く白い脚が非常に目を引いていた。

張さんの視線は彼女たちから離れず、手に持った半分ほど飲んだお茶を口元に運んでやっと一口飲んだとたん、辛さに慌てて全部をティーカップに吐き出した。「くそっ！」誰かが彼のお茶にわさびを入れたのだ。こんな悪戯をしたのは誰だ？

李勝は人の不幸を喜ぶように張さんの肩を叩いた。「自分が見とれすぎてただけだろ、俺のせいにはできないぜ」

李勝だと分かると、張さんはたちまち媚びるような態度に変わった。「おい何さん...