美味しい人妻

34話

許晴はそれを身につけた。

そして、服で隠した。

まだ出勤前だったが、彼女は仕事が終わって家に帰った後、兄にどんな風にいじめられるかを想像せずにはいられなかった。

兄がこれを見たら、狂ってしまうだろうか？

李陽のあの日の反応を思い出し、許晴はさらに興奮を抑えられなかった。

しかも、職場には劉朵もいる。

昨日の劉朵との甘い雰囲気を思い出し、許晴は欲情を感じずにはいられなかった。

自分はなんてとんでもない女なんだろう！

昨日のことがあった以上、これからは自分と劉朵の間にも特別な関係ができるはずだ。

劉朵の夫が帰ってくるまでにはまだ日があるし、あの日のことがあった以上、劉朵が鎮に実家へ行って夫に会いに...