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29話

「あっ!近づかないで!」許晴は慌てて制止した。

「初めてじゃないだろう、俺に触られるのは。何を恥ずかしがっているんだ。ほら、もう一度よく見せてくれ」李勝はその白く柔らかな美しい体を真剣に舐め始めた。

同時に、李勝の荒々しい大きな手が、自分が昼も夜も思い焦がれていた柔らかさに触れた。

これは自分の許晴だ!

今日ついに触れた!一度や二度では足りるはずがない。

李勝は震える唇で、この造物主の傑作に崇拝の意を表した。

唇はその峰の裾野から始まり、徐々に頂上へと攻め上がっていく。

彼は自分を許晴の豊かな胸に埋め、この火のように熱く香り立つ柔らかさの中で窒息してもいいと思うほどだった。

許晴の抵抗の...