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152話

女の曲線が半透明のガラス越しに見える。細部ははっきりとは見えないが、手を上げる動作や体を洗う仕草は丸見えだった。さらには、あの豊かで弾力のある二つの膨らみさえも、うっすらと確認できるほどだ。

浴室の向かいは家のオープンキッチンになっている。李勝は目をその方向に向け、頭が熱くなり、下半身も爆発しそうなほど熱くなった。

宋潔が胸の前で泡立てた両手を前後に何度も動かしている様子が見えた。シャワージェルを揉み込む微かな摩擦音に、李勝は野菜を切る手を思わず遅くした。弟と弟の嫁がこの素晴らしい体で一緒に入浴する時は、さぞ気持ちいいだろうな、と考えていた。

一方、宋潔は滑らかな手が自分の潤った部分に触...