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150話

手の中の許晴を撫でながら、李勝は狂喜した。ついに許晴を手に入れたのだ。

暗闇から獣のような荒い息遣いが聞こえ、李勝は歯ぎしりしながら、激しくそれを引き抜くと、許晴を抱き上げて自分の腰に跨らせた。

許晴は極めて従順に、長い二本の脚を彼の腰に絡ませ、腕を彼の首に回した。まるで前回海の中でしたように。

「あっ!」許晴の艶めかしい声が、夜の闇の中で鮮明に響いた。

李勝は暗い広間で立ち上がり、許晴は素直に彼の前に貼りついていた。彼女の長い脚は蛇のように彼の腰に絡みつき、老人の両手は許晴の丸みを持ち上げ、しっかりと掴んだまま、腰に力を入れて上へと突き上げ、深く貫いた。

「あぁ、お兄さん、早く…」...