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896話

王小天は立ち上がり、静かに足音を忍ばせてトイレへと向かった。トイレのドアをパタンと閉めると、彼はようやく安心した。便座に腰を下ろし、ズボンを下げる。このままでは我慢できないから、自分で解決するつもりだった。

今の王小天はまだ男女の営みを経験したことがなく、映画や本でしか見たことがなかった。彼は自分の下半身のそれが、そういったものを見るたびに徐々に大きく硬くなり、時間が経つと元に戻ることに気づいていた。

王小天はそれが不思議で、よく手で触っていた。そのうち、手で触れることで今まで味わったことのない心地よさが生まれることを発見した。下半身が大きく硬くなるたびに、彼は機会を見つけては手で触ってい...