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825話

「もう待ちきれないよ、早く選んでよ！あんたが選んだら次は僕らの番なんだから！」ルームメイトの一人が言った。

銭都はようやくゆっくりと美女たちの列の前に歩み寄り、一人一人を品定めしていった。彼は清純な顔立ちの、まるで学生のような、あどけなさと脱俗さを兼ね備えた女の子を選んだ。

銭都が選び終えると、彼のルームメイトたちも好みの女の子を次々と選んでいった。その中の一人は少し不機嫌そうだった。彼が気に入っていた子を銭都に取られてしまったのだ。

「銭都、お前はそのフロアリーダーと一緒に行けよ。上の階に小さな個室を予約してあるから、お前とその可愛い子と二人で歌でも歌ってこいよ」マイクを持ったルームメ...