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641話

「まさか、あのちっちゃな看護師さんの胸があんなに大きいなんて」男の黒い手の下で揉みくちゃにされる姿を見ていた。

二人がしばらく絡み合った後、いよいよ本番に移ろうとしていた。その男のものは王小天のと比べても少しも見劣りしない。王小天は自分と同じレベルに達する人間がいるとは思ってもみなかった。

やがて看護師の吐息が大きくなり始め、男は人目を引くのを恐れたのか、口づけで彼女の口を塞ぎ、声を出せないようにした。

見ているうちに、王小天の手はとっくに下に伸びていた。この艶やかな光景を最後まで見届けるつもりだった。

更衣室には甘い香りと汗の匂いが充満していた。王小天は見ているだけのつもりだったが、...